一般常識の無い人が『最低限』を満たせるおすすめの本をまとめてみた【就活&ビジネスマナー】

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大学生やビジネスマンの皆さんは『一般常識』に自信ありますか??

まず最初に一般常識が試されるのは就活ですね…
書類選考(エントリーシート)、説明会、筆記試験、面接、グループディスカッションなどなど…
様々な就活準備に追われて一般常識対策がおろそかになっている人は結構多いです。

 

『一般常識』

 

響きだけ聞くと少し反発したくなる響きですよね笑
クローンみたいな日本のサラリーマンを皮肉っているようにも聞こえます。
ただし、これだけは言いたい…。

『一般常識』は就活を乗り切るためのツールではありません。

最新の時事問題から政治経済、各種産業、科学技術、環境問題などなど…

社会人だったらこれくらい知らないと正直だいぶイタい知識

と言い換えるとどうでしょう。

大学生なら『バカキャラ』で通用するかもしれません…。
しかし、社会人になるとそうはいきません!
少し抜けてたり、天然な人が好かれることはありますが、最低限の常識が無い人の評価は、間違いなく低くなります。
一般常識とは、業界や職種に関わらず、身につけておかないと恥ずかしい知識です。

例えば、食品業界の人にIT業界の人がガジェットやプログラミングについて語っても話が合わない事が多いでしょう。逆に、健康科学についてはIT業界の人の方が弱いかもしれません。
これは一般常識ではありませんね。
深い知識は必要なく、ニュースに流れている情報を体系的に理解できていれば問題ありません。

とはいえ…

『株式のこと何も知らないなんて言えない…』

『選挙前の話についていけない…』

『とりあえず日経新聞購読してみたけど、書いてあることが難しすぎてついていけない…』

『盛り上がってるからとりあえず頷いてるけど、実は話についていけてない』

心当たりある人多いのではないでしょうか?
(私も人のこと言えないかも…?)

そこで今日は、一般常識が抜けてる大人を『最低限レベル』に引き上げるための本を紹介していきます。
就活だけでなく、『ビジネスマナー』として知っておかねばならない知識です。
各分野をゼロから学び直したい人のために、わかりやすい本を厳選していますので、一般常識に自信がない人は一読してください。

【就活だけじゃない】最新最強の一般常識

単純にSPIを切り抜けたいって人はこれですね。

とはいえ、毎年ブラッシュアップされる時事問題はしっかりしています。
政治経済や国際情勢から、科学技術、文化、芸能までカバーしているので、社会人が買っても面白いですよ。
最近のニュースを簡単に総復習できます。

基本的なニューストピックの正誤を問うだけですから、社会人の皆さんはもちろんみんな解けますよね?笑

転職活動でも学力検査を課す企業は多いです。
私が以前受けたメーカー(研究開発)でも試験がありました。中途採用向けのSPIもありますよ。

新卒と違って、転職活動では求めるスキルや年齢によって選考方法が変わることにも注意です。
エージェントが『この企業は学力検査しない』って言ってたのに…なんてことにならないように…。

一般常識に欠ける学生にとっては最新の時事情報のベースとなり、ある程度の知識がある人にとっては復習用としてよくまとまったテキストです。

【現代社会の教科書】朝日キーワードシリーズ

『朝日キーワード』シリーズは毎年買っている人も多い定番本です。

朝日新聞の記者が監修しているだけあり、現代社会についてのキーワード解説が充実しています。
就活に特化したバージョンと、通常バージョンがあり、私は通常バージョンを毎年買っています。

学力テスト突破に特化せず、時事問題を幅広く復習したい人には最適の一冊ですね!
現代社会の教科書として非常に優れた良書です。

学生、社会人に関わらず、政治や経済について、少なくとも『話についていける』レベルを満たしたい人は、大人しく買っておきましょう。
1日で読み終われます!

【恥をかかないために…】図解 マナー以前の社会人常識

これはテスト対策ではなく、社会生活で恥をかかないためのマナーが網羅されています。

  • お歳暮、お中元の送り方
  • 食事の席のテーブルマナー
  • 冠婚葬祭のマナー
  • 顧客を訪問した時の所作

などなど…

この本は、とにかく『こういう時どうしたら良いですか?』が全て書かれている良書なんですよ。

キャリアを積んだ社会人でも迷う”マナー”って結構あるんですよね。
社会人にとって本当に大切なことが書かれています。
10年前の書籍ですが、今でもAmazonベストセラー1位を維持しているのには、それ相応の理由があるのです。

困った時は黙って池上彰!!

政治、経済、金融、国際問題…

勉強したいけど難しい…

必要なことは全て池上彰先生が解説しています笑

池上氏の本は『予備知識なしでも理解しやすい』を徹底しているのが良いんですよね。
とはいえ、知識のある人にとっても新しい知識、視点が学べる作りになっています。

予備知識なしの人がスッと入り込めて、一気に専門知識までカバーできる良書たちを紹介しましょう!

知らないと恥を書く世界の大問題

この本もシリーズ化されており、最新のトピックを扱いながら定期的に新版が発売されています。

最新版ではイスラム国や移民問題を中心に扱われていますが、ドナルド・トランプの基礎知識など、世界情勢を過不足なく取り上げています。

2009年以降、年1冊ペースで発行されており、過去作を遡ればその年の世界情勢を一気に復習することができます。
全部揃えれば世界情勢を時系列で追える良い参考書になりますよ!

800円程度(kindleだと400円)で買えるんですから、少なくとも社会人なら必読レベルの本でしょう。

〜のことよく分からないまま社会人になった人へシリーズ

経済、政治、会社の3シリーズがあり、私は経済のことがよくわからないまま社会人になってしまったので、この本を買いました笑

知らないと恥をかく〜よりも初心者向けの内容となっており、経済バージョンでは銀行や株式投資の概念がわかりやすく解説されています。

その名の通り、予備知識が少ない若手社会人や学生向けの本ですね。
投資や政治に常にアンテナを張っている人や、ある程度キャリアを積んだ人には物足りない内容です。

逆に、これから経済、政治、会社組織の知識をつけたい人にとっては良い入門書になります。
これらの本を読んだ後に、少し踏み込んだ書籍や新聞を見ると理解力が変わってきますよ。

池上彰の優しい経済学

池上彰のやさしい経済学では、今の所

  1. しくみがわかる
  2. ニュースがわかる

の2シリーズが発行されており、”(1)しくみがわかる”では経済や貨幣の基礎知識(マルクスやアダム・スミスなど)を、”(2)ニュースでわかる”では(1)の知識をベースにこれまでの経済政策など、少し踏み込んだ内容が解説されています。

経済のことがよくわからないまま社会人になった人へ → 池上彰のやさしい経済学(1)→ 池上彰のやさしい経済学(2)

の順番で読み進めていくとスッと知識が入ってきます。

経済の知識を日本の政策や世界情勢に絡めながら解説されている良書です。

日銀を知れば経済がわかる

日銀の歴史や意義、これまでの金融政策について、子供でもわかるように解説されています。まさに金融の教科書!

これまでの金融トピックがかなり詰め込まれているので、個々を深く理解するには至りませんが、中高生から社会人まで、金融の基礎を学びたい人には必読の内容になっています。

タイトルが少し堅苦しいかもしれませんが、社会科に苦手意識のある人でもとにかく読みやすく書かれています。

おわりに

新聞を”読んだ気になって”満足している就活生、社会人は意外と多いんです。

予備知識なしで文字だけ追っても時間の無駄!
まずは自分の知識量を振り返り、足りないところを補っていきましょう。

それから新聞やニュースを見ると、理解力が段違いになっていることが実感できます!

”一般常識”は必ず私たちの生活のどこかで関わってきます。
後回しにしても、いつかは対面しないといけません。

手遅れにならないうちに、しっかりと学んでおきましょうね!

 

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