採用担当が教える面接の定番質問30選!面接官が見ているポイントを解説します

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面接というのはいつでも緊張しますね。

僕は新卒に中途2回と、『就活』を何回か経験していますが、面接はまだまだ慣れません…。
なんとなく『こういうのが好きなんだろ?』的な答え方は得意になりましたがね。笑
嘘はつきませんが、面接感に好印象を与えるアピール方法がわかってきた気がします。

さて、今の会社に入って2年が経ったのですが、徐々に大きな仕事も任せてもらえるようになり、新卒&中途採用の面接も担当するようになりました。
メーカー、特に僕のような技術系職種では、人事の他に専門知識をカバーできる人間を採用に使うことが多いのです。

時事問題や少しいじわるな質問だと、アドリブ力やインプットの積み重ねが必要ですが、大事なのは基本的な質問にしっかりと答えることです。
特に新卒や第2新卒、20代転職では、ハキハキと話して好印象を与えることが一番です!

とはいえ、基本的な質問につまづくようだと

『あまりこの会社に興味がないのかな…』

と思われます。
気持ちがあっても、言語化するのは難しい…
自分の気持ちをしっかり伝えるためにも、準備は万全に!

そこで、今回のテーマは、
『これくらいはスムーズに答えてほしい!必答の面接質問例30選!』
です!

ただ…勘違いして欲しくないのは、台本を覚えてほしいわけではありません。
よくある質問例から、自分のキャリアプランを言語化し、面接でしっかりと話せるようにしてほしいのです。
自己分析も兼ねた面接練習です!

ちなみに、僕は新卒、中途含め、面接は半分以上の確率で通過しています(^o^)
就職活動、そして採用担当を経験して感じたことを伝えていきますね。

面接質問対策30選と質問の意図

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会社の基本情報

採用面接を受けるのであれば、その会社の基本的な情報は調べておきましょう。
さすがに『昨年度の会社の売上はいくらでしょう』みたいな質問はきませんが、この程度は理解している前提で進んでいきます。
中途では、売上トレンドや利益率を理解している前提で、マーケティング戦略などを提案する場面もあります。

新卒、中途に関わらず、以下の項目は面接前に調べておきましょう。
エントリーシート、志望理由の作成でもベースとなる知識です。

  1. 会社名や志望部署名(漢字や読みまで完璧?)
  2. 取締役社長の指名
  3. 売上高と利益、利益率
  4. 代表的な商品、サービス
  5. 企業理念と経営方針

企業のIR情報CSRレポートに目を通しておくのは基本です!
しっかりと企業研究しておきましょう。
特に、数を受けない中途は1社1社を深くまで理解すべきです。
企業研究の方法については、以下にまとめているのでご参考ください。

志望理由 

新卒でも中途でも必須です。
第2志望だろうが記念受験だろうが答えられないと『何しに来たの?』案件ですよ。
コツは2つ!

  1. その会社ならではのサービス、長所を交えて志望理由を作る
    『それは◯◯社でも出来るよね?』
    に対するディフェンスは必須です。社風でも商品でもサービスでもかまいませんが、その会社にしかない特徴を押さえておきましょう!
  2. 会社の社風を理解して答え方を工夫する
    歴史ある日系メーカーならカタめに
    『〜〜という理由で、ここでなら長くキャリアを形成出来ると思い…』
    なんて答えると好印象。
    逆にベンチャーや外資では保身に走る人は敬遠されます。
    さっさと実績を出して独立しちゃうような人の方が好まれます。

志望理由を作るときは、その会社がどんな人材を求めているのか想像して表現を工夫しましょう。

【新卒】ゼミや研究室のテーマ

研究開発職では選考に直結します。以下の記事を是非ご覧ください。

営業などの事務系職種でも聞かれることがありますが、その意図は『自分が学んだ内容を理解しているか』『理論的に話す能力があるか』を見るためです。

  • ゼミ、研究室のテーマは?
  • そのテーマで何に貢献できるか?何につながるのか?
  • なぜそのテーマ、研究室を選んだか?

あたりは整理しておきましょう。

【中途】現在の仕事内容とスキル

中途採用で最も重要な項目の1つです。

  • 所属部署と業務
  • これまでの取り扱ってきた製品
  • これまでの経歴

自分のスキル、実績(金額ベースで)がわかるようにまとめておきましょう。 
僕はいつも、リクナビNEXTの職務経歴書テンプレートを活用しています。

【中途】退職理由

これも中途採用では必ず聞かれる質問です。
マイナスの理由はタブーです。
ブラック企業でどうしようもなく…というのは理解できますが、これがリアルなので、どうにかポジティブに言い換えましょう。

『人間関係が理由で…』
→人間関係をうまく作れない人

『単純に別の仕事をしたくなって…』
→飽き性でいつ辞めるかわからない

ネガティブな受け答えをする人は受かりません。
転職エージェントいわく、
『退職を会社の責任だと言い張る人が受かる会社はない!』
とのこと。しゃーない!
リストラなどは例外ですが、”自己都合退社”はあくまでも”自己都合”と判断されます。

退職理由がネガティブでも、答え方を注意すれば良いのです!

『やりたい仕事が出来なかった』
→その仕事ができるように主体的に動いたが、縦割りの組織で異動できなかった。

『仕事が嫌になった』
→一定の実績を残したので、新しい分野に挑戦したくなった。

など、退職理由はポジティブな表現で終わるように言い方を工夫してください。
どんな質問でも重要な考え方です。

就職活動の状況

新卒、転職どちらでも聞かれる機会が多かったです。 

新卒採用だと『他社の内定を取っているのに当社を受験 ≒ 志望度が高い』と判断する企業もあります。単純に探りを入れてる場合もありますが…。
中途採用だと『この人はどういうキャリアプランを考えているのか』ということを受験企業から判断することもあります。
『研究がしたい』と言っているのに開発ばかり受けていると『あれ?口だけなのかな…?』と感じますよね。

特に対策は必要ないですが、ボロを出さないようにしましょう。

当社の印象や特徴

企業情報をよく読んで考えをまとめておきましょう
ここでも、ポジティブに答えることが大切です。

面接の基本は『聞かれた事だけ端的に答えること』です。
自己アピールも大事ですが、まずは過不足なくコミュニケーションを取りましょう

『会社の弱点を踏まえた改善提案』までアプローチできると頭1つ抜けられますが、聞かれてもないのに答えると、ただのウザい人!
自然に…ね。

長所・短所

これも定番ですね。
長所を答える場合は『その長所を仕事にどう活かすか』
短所を答える場合は『その短所をどう打開してきたか』
という組み合わせが鉄板です。

『人見知りで初対面が苦手です…』

だけじゃなくて、

人見知りで初対面が苦手なので、最初は聞き役に徹することでコミュニケーションを図っています。

みたいにポジティブな表現で終えられると好印象!
面接官は”一緒に仕事できるか”を見ています。
質問の意図をよく理解しましょうね。

就職活動の軸、判断基準

新卒でよく聞かれます。

『〜を軸に就活をしており、こういうサービスを提供している御社でなら実現できます。

がキレイな締め方でしょう。

ここでは、受験者が『何をモチベーションに仕事をする人間か』を見ています。
金でもやりがいでも仕事内容でもかまいません。
ここでウソをついて内定をもらっても、入社後にギャップを感じるでしょう。
自分にあった会社を見つけるには正直に答えましょう。

『お金です。実績を出してたくさん稼ぎます。』

 

こういう人間が大好きな企業だって沢山ありますよ。

困難を乗り越えた経験

中途、新卒どちらでもよく聞かれます。
中途採用の場合、困難=仕事でのトラブルになります。新卒みたいに私生活ベースで答えないようにしましょう。

トラブルがなかった…というのも”ヌルい仕事しかしてこなかった人間”と判断されます。
ガンガン攻めて、失敗して、デカイ仕事をこなしてきた人間が、転職活動では評価されます。

とはいえ、インパクトのあるストーリーが必須なわけではありません。
ここで面接官は『トラブルへの対処能力』『ストレス耐性』を判断します。
トラブルの大小より、予想外のトラブルに対して、どのようにする人間かを客観的に話せるようにしましょう。

取り組みたい仕事

志望理由をより掘り下げた質問です。
志望理由と同じく『その会社ならではの仕事』を挙げられると良いですね。

例えば味の素を受ける学生では、

『微生物の研究をして新しい発酵調味料を作りたいです』

と答える学生が非常に多いでしょう。
しかしこれでは不十分。

『◯◯分野でトップの研究環境を持つ御社で、◯◯学的なアプローチで◯◯というプロセスを経て(特定の微生物)の発酵生産能の向上に取り組みたいです。』

くらい掘り下げていかないと”独自性”のある志望理由は作れませんよ。

前職のスキルの活かし方

中途採用で頻出の質問です。
前職の経験を活かせない人材をわざわざ中途採用する必要はありません。新卒で育てたほうがマシですからね。

20代や第二新卒では、十分なスキルや実績は必要ありませんが、『キャリアに対する考え方』『プランの組み立て方・実行プロセス』で新卒にレベルの違いを見せつけましょう。

他者からどのように評価されているか

頻出ですが、長所短所の質問と同じ感覚でOKです。
誇張せず、自分を落とさず…
『長所』を客観的に答えましょう。

キャリアプラン

実は面接官がかなり注目しているポイントです。
短期(〜3年)、中期(〜10年)、長期(10年〜)で分けて考えておきましょう。

ここをしっかり答えられると、会社も長く働く気があると判断します。
逆にベンチャーや外資では、具体的な起業プラン(それまでの当社の立ち位置)をポジティブに答えた人が評価されることもあります。
社風によりますね。

『そのプランと将来が違ってきた場合どうしますか?』

に対するポジティブな返答も考えておきましょう。

ちなみに、僕は新卒時代…

”私はこの会社のサービス全体に魅力を感じているので、どのような形でも貢献できれば嬉しいです”

と答えた会社に入社し、思いっきり実績を残したあと、3年で転職しました(^p^;)

企業に寄せて答えることは簡単ですが、それが自分のキャリアにとって良いことか、よく考えてくださいね。

自己PR

これを答えられない人はいないと思います。
『結論』を先に伝え、ストーリーを後付けすると伝わりやすいです。

『私は”課題解決力”が長所です。なぜなら…』

『私は”粘り強い”人間です。前職では…』

フリートークの質問では、結果を先に言って、ハキハキと答えましょう。
冗長になると、面接官も”聞いてるふり”をしてるかも…

あなたにとって仕事とは?人生の目標は?

『就活の軸』に近い質問です。

『金を稼ぐこと』をどう考えているのか…
自分の意思を整理して説明できるようにしておきましょう。

スキル面よりも”一緒に働きたい人間か?”を見られています。

グループの中での役割

企業では、1人で仕事をする人はいません。
あなたがチームの中でどう動くのか見られています。

リーダーでも縁の下なんたらでもかまいません。バイトリーダーとかどうでも良い。
自分がグループにどう貢献しているかをアピールしましょう。

人間関係

中途採用では、

『人間関係に問題はあったか?』

を聞かれることが多いです。

正直、会社を辞める人間で、人間関係に問題ない人の方が少ないですが…
キレイごとを抜いて言えば、『人間関係が原因で辞めました』という人を採用する企業はありません。
別の返答を考えておきましょう。

  • 仕事をしない、できない人間にどう対応しますか?
  • 上司からのパワハラにどう対応しますか?
  • 後輩をどう指導していましたか?

いろんなパターンで人間関係を聞かれます。
面接官は『様々な社員とちゃんとコミュニケーションを取れるか』を判断しています。

尊敬する人物

たまに聞かれました。
ヤバい人間じゃなければ答えはなんでも良いです。

関心があること、時事問題

時事問題もよく聞かれます。
食品メーカーなら食中毒事件など、受ける企業と関係あるニュースは目を通しておきましょう。
そもそも大人なら新聞やビジネス誌は読んでおくのが当たり前…

僕が食品メーカーの中途採用を受けていた当時、アクリフーズでのスタッフによる農薬混入問題が起こった直後でした。
この事件に対する意見再発防止策を問われましたね。

基本的な時事問題、経済の知識はおさえておきましょう!

人生で挫折した事

『困難を乗り越えた経験』に近いですが、プライベートに焦点を当てた質問です。
『学業以外で』や『仕事以外で』というのが頭についてきます。

答え方は一緒で、必ず『どう乗り越えたか』がセットでついてくる質問です。

会社で取り扱っている製品

面接官は何気なく聞きますが、受験者にとっては不意打ちですよね笑
メーカーでは、しっかりと企業研究しているか見ていることもあります。

『当社のという商品についてどう思う?』 

知らない場合は他で取り返すとして…
自社アイテムの長所と短所の分析や、マーケティングプランまで挙げられると高評価です。
ただ、レベルの低いことを答えると墓穴を掘るので、自信がなければ端的に答えましょう。

【中途】自分がこれまで扱ったアイテム

転職活動でやたら聞かれました。
同業者の面接官だと特に…

 

企業秘密を答えてはいけませんが、自分が扱っていた商品の特徴や長所はしっかりと答えられるようにしておきましょうね。

『技術屋なので、商品がリリースされた後のことは知りません…』

即・不採用です。お疲れさまでした。たまにいるけど…

業界知識

その業界の問題点や、今後の展望などが聞かれることもあります。
難易度が高いですが、業界全体の売り上げトレンドや経済情勢について把握し、答えられるようにしておくと好印象です。

正しいかどうかは重要ではありません。
自分の意見を持っているかが大切です。

会社の将来についてどう思うか

大体の面接官はニコニコして聞いてきます。
自分の会社大好きなので、ポジティブな返答を期待してますからね。苦笑

『将来性は、あまり無いですね…』

では色々と終了。

メーカーだと、その会社が大好きでポジティブな話ばかり浮かんでくる受験者も多いです。
ただ、客観的にウィークポイントを提示し、改善提案しても高評価ですよ。
僕は自信が無かったのでポジティブな側面だけを答えて、無難にかわしていましたw

会社で◯◯というトラブルが起こったらどうする?

『困難を乗り越えた経験』に近いですが、こちらは問題形式の質問ですね。
実際に能力がある人でないとボロが出てしまいます。

営業なら営業、開発なら開発と、その職種でのメジャーなトラブルの解決策が問われます。
中途採用で特に多い質問ですね。

自分の仕事でのトラブルシューティングを整理しておきましょう。

仕事での良い思い出、悪い思い出

雑談タイム…

と見せかけて…?

何気ない話でも、面接の場では『出来事の羅列』で終わらないようにしてください。
何が得られたか、どう対処したか、どう乗り越えたか…
雑談だろうが面接官の質問には意図があります。

油断しないようにしましょう!

タブージャンルについて

最近は企業も炎上を避けているので、聞かれることは少なくなりました。
しかし、

『ジェンダーやLGBTについてどう考えるか?』

のような、返答に困る質問もありました。
偏った答えは爆弾になるので、誰も否定しないような表現で答えることが重要です。
失言をしない能力を見られている場合もあります。

喜怒哀楽について

『どんなことをされると怒りますか?』

などなど…
素のままに答えて良い質問ですが、なるべくなら器の広さを見せたいですね笑。
やはり”一緒に働きたいか”を見られています。

学業以外で取り組んだこと、趣味

新卒でよく聞かれる質問です。
引率なら僕は研究だけ本気で頑張りました!も十分魅力的ですが…。

珍しい経験があると、話が広がることもありますが、内容そのものが評価に影響することは少ないです。
この質問をきっかけに、『成功・挫折体験』『人間関係』に派生します。

最後に何か聞きたいことはありますか?

これで面接終了!

なんでも良いですが、海外展開や仕事の進め方など、その会社でのキャリアがイメージできる質問が良いでしょう。

『あと何の情報があれば、その会社でのキャリアプランが固まるか』
このイメージを持っておけば、”最後の質問”に困ることはないはずです。

おわりに

この30項目に対して準備しておけば、新卒でも中途採用でもかなり自信を持って面接に臨むことができるでしょう。
これらに対する回答が出れば、面接対策ではなく、レベルの高い自己分析、企業研究につながります。

面接で一番大切なのは模範回答ではなく

『面接官とちゃんと会話できるか』

です。
ここができれば、正直上位10%くらいには入るんですよ。ホントに…。

”一緒に仕事をしたいと思えるか”

堂々と、そしてシンプルに面接に臨んでいきましょう!

 

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